※コミュニケーションとる余裕がないので、連絡やコメント頂いても原則お返事できません。

2014年2月28日金曜日

あいかわらずの虫ケラ扱いが炸裂!!!

先の記事に書いたように、本日ありがたくも天皇・皇后両陛下が、伊豆大島にご来島して下さった。

ただ・・・とても残念なことに、天皇陛下がせっかく私たちのことを心配して下さっているのに、役人たちはあいも変わらず我々のことを「モノ扱い」「虫ケラ扱い」するのである・・・。
(※警察も含めて)

天皇皇后両陛下にはありがたくて涙が出てくるが、今回の行政サイドの一部の人たちの態度には、情けなくて涙が出てくる。
お前らは、この4ヶ月間何を学んできたんだ???

まずは朝から、くまっしぃが家でのんびりお茶を飲んでいたら、いきなり警察が押しかけてきて窓からごちゃごちゃ言ってくるのである・・・。
何でも、天皇陛下が来られる時には、家から一歩も出るなとか、窓もカーテンも開けるなとか、そんなことを言うのである。
天皇陛下は、私たち被災住民を見舞いに来て下さるというのに、 
「天皇陛下がお前らを見かけると、手を降って下さってスケジュールが遅れるから、一切出てくるな。迷惑だ」と言うのである。

はあ??? 
天皇陛下のお気持ちを無視して、何で私らを陛下から隠そうとすんの???

警備をしっかりやってもらうのは当然のことだが、彼らは警備の問題でなく「スケジュールが遅れるから」とはっきり言っているのだ。
そりゃあ、お前らの都合でしょう??
何で、我々仮設住民にそのスケジュールのしわ寄せがくるわけ???

沿道では、一般住民が立ち並んで両陛下の乗ったお車に手を降っているのだが、私たち仮設住宅の被災住民にはそんなささやかなことすら許されない
私たちを家に閉じ込めて、しかも家の中のことまでも、窓もカーテンも開けるな!と言うのだ。

えー!!

家の中での過ごし方にまでいったい何の権限があるのか知らないが、全部、自分たちの勝手な都合である。

天皇陛下は私たちを見舞いに来て下さるのに、その私たちには会わせないようにするのである。


我々仮設住民は、モノ扱いでこの駐車場の一角に詰め込まれる

そして天皇陛下がお帰りになる際に、全員一緒くたに駐車場に並ばされて、仮設住民ではない一般住民といっしょに手を触って良い・・・と言われ、それが両陛下にお目にかかる唯一の機会だ・・・と言うことなのである。

いや・・・おかしくないか???
何度も言うが、両陛下は、私たち被災者を見舞いに来て下さるのである。
それなのに我々仮設住民は、せっかく両陛下が仮設住宅にお出でになるというのに、家の前に立ってお迎えすることも許されず、窓から手を降ることもお姿を見ることも許されず、他の一般住民といっしょに道路端で手を触れ・・・と言うのである。

私たち被災者の気持ちなんて一切無視されて、いかにスケジュールの邪魔にならないようにさせるか・・・という完全な「モノ扱い」である。

思えば、10月16日に被災したあの時から、私たちはいつもモノ扱い・・・もっとはっきり言えば「ジャマモノ扱い」されて、傷ついてきた・・・。

そんな日々の中で・・・両陛下が私たち被災者を心配して下さっているということを知って、「人間として扱って下さっている!」というそのあたたかいお気持ちに、どれだけ救われたことか・・・。
そのありがたいお気持ちに応えるべく、せっかくお迎えをしようと心待ちにしていたのに、あいも変わらず行政?からは「ジャマモノ扱い」「虫ケラ扱い」されるのである。
(あれ??警察は行政じゃないんだっけ??)

仮設住宅では、事前に決められた20人ほどの被災者が両陛下に直接ご対面を許されていたが、その準備に来ていた町役場の職員にも、何か知らないがいわゆる「虫ケラ扱い」を受けた。

そして、ここまでは単なる「モノ扱い」「虫ケラ扱い」であったが、ここからはさらに言われのない「犯罪者扱い」まで受けるハメになった。


くまっしぃを完全マークする黒塗りの警察車両

何か知らないが、くまっしぃ一家は朝からずっと警察に見張られていたみたいなんだよね・・・。
どこかに出かけるたびに、イチイチ「どこに行くのか?」と聞かれて、ずっと警察が尾行してくるのである。

役場前で、一般住民といっしょに両陛下のお姿をチラと拝見しようとおとなしくしていても、仮設住宅からマークしてきた警察官がずっと後ろに張り付いている。
いや、仕事なのは分かるけど、くまっしぃ別に失礼なこととか何もしないって!!
だいたい住民の行列の前にも、警備の人いっぱい居るじゃないか。

その後、被災した家を見に行ってみたら、被災地一帯は規制されていて、はるか遠くからお姿を拝見するのもダメだと言われたので、まぁ仕方ないね・・・とちゃんと言うことはきいて、仮設住宅に引き返してきた。
でも、くまっしぃがスクーターで移動している間も、上の写真の黒塗りの車でずっとピッタリと尾行してきたよ。

それくらいは別に良いとしても、仮設住宅の駐車場でお見送りする時に、一般住民の後ろに下がれ・・・とか言うから、さすがのくまっしぃもブチ切れたよ。
「陛下は私たち被災者を見舞いに来られているのに、なんだよその扱い!!」

そしたら知り合いの島民の方が取りなしてくれて、それが大変ありがたかったんだけど、やっぱりずっと警察が何人もくまっしぃの後ろに張り付いてマークしてたよね。
すごい嫌な感じで、せっかく両陛下のお姿を拝見できても、気持ちが台無しだった。


それにしても・・・最初は、単に風貌とか年齢とかでチェックされているのかと思っていたが、うちの娘までマークされて完全に「犯罪者扱い」されていたので、どうもそういうわけでもなさそうだ。
後から人に聞いた話では、島内の知り合いで昔学生運動していた人が居るので、それでマークされてるんじゃないか・・・ということだった。

何か、島特有の嫌がらせで警察にあることないことチクッた奴が居るらしくて、ただその人と知り合いだっていうだけで、くまっしぃまでとばっちりでマークされているとか・・・されていないとか???

うーーん、どうなんだろう。
確かに言われてみれば、事前にマークされていた感じはあったよね。

本当にそういうことで「もしかしたら危険人物かも知れない」・・・と、念のためにマークしていたのなら、大変心外ではあるけど、まぁそれが彼らの仕事なんだから理解はできるし、協力もするよ。
何しろ、もしも万が一にも本当に危険な人物が居たらいけないからね!!
(※そう考えれば、陛下とのご対面も最初から無理だったはずだから、逆にあきらめもつくけどね・・・。)

後はまぁ、被災者が天皇陛下に手紙渡して直訴する・・・っていう恐れが実際にあるのは、分かるけどねぇ・・・。
くまっしぃそんなことしないよ!!・・・って言っても、信じないか(笑)。

まぁでも仮にそうだとしても、つまり本土の公安からお達しがあってマークしているんだとしても、災害にあって死にかけて住む家までなくしている私たちを両陛下のお心で見舞って下さる・・・というこの状況を考えれば、もうちょっと配慮の仕方ってものがあるんじゃないの??

くまっしぃたちは別に何も悪いことしてないし、災害にあって困ってるし、天皇陛下にすごく感謝して敬愛しているし、自分で言うのも何だけど単なる善良な市民だし、ちゃんと警察や行政の言うことも聞いてルールも守っているし・・・それなのになんで最初から「犯罪者扱い」されなきゃいけないわけ???
(実際に何も問題起こさなかっただろうがぁ!!)

警備の存在感を見せつけるのはもちろん大切なことだけど、それでも人の気持ちを傷付けずに、さりげなく完璧に警備するのがお前らプロの仕事だろう???

本当に失礼な奴らだ。お前らの血は何色だ???

うちの娘なんて、犠牲者の供養のためにいつも身につけている数珠を「危険物だから外せ」と、訳の分からない難くせまでつけられて、後で家でわんわん泣いていたよ!!


厳戒警備で仮設住宅はゴーストタウンに・・・まるでどこかの独裁国家みたい

それにしても、何回も言うけど、両陛下は私たち災害で家を失って仮設住宅で暮らす被災住民を見舞いに来てくれたのに、この写真みたいに住民全員を家の中に押し込めてゴーストタウンにさせてしまうのって、本当におかしいんじゃないの??
天皇陛下のお気持ちを踏みにじってる・・・っていうか、もうお役所仕事にも程があるよ。
あくまで警備を完璧にした上で、もっとあったかい雰囲気のお迎えをさせてくれても・・・・・。

沿道では多くの一般住民が集まって両陛下の乗られた車に向かって手を降っていたんだから、仮設住宅の敷地内だって、警備上の条件は同じはずである。
仮設住宅の敷地内では一番奥にある集会室のところまで、お車で入っていかれたんだから、車を降りられる場所の周囲だけ人を遠ざけておけば、それで良かったはずだ。

これは単なる過剰警備じゃなくて、私たち仮設住民のことをまさに「ジャマモノ扱い」した以外の何物でもない。
お前らそんなことすら分かってないみたいだけど、さんざん失礼なことばっかしてることを、このくまっしぃの苦言を読んでちょっとは自覚して頂きたい
それから、気分悪いからうちの家には2度と来ないでほしい。

3 件のコメント:

  1. ひでぴょん2014年3月1日 10:52

    くまっしぃさんのお感じになったことを読んで胸が痛くなりました。被災者の方に、こういう感情が出たことは、残念でなりません。娘さんのことも
    心配です。

    話しやや変わりますが、
    こういうことを経験してしまうと、
    イデオロギーが左に向かうことも
    あるのかな? とさえ思いました。

    くまっしぃさんは両陛下への敬愛を
    文章で表明されているのですが。

    大いに考えさせられる出来事と思い
    ました。

    がうがう!


    返信削除
    返信
    1. ひでぴょんさん、いつもありがとう!!!
      嬉しいです!!

      それにしても確かに、警察のひどい対応を受けたことがきっかけで「反体制」運動に走る人って、昔から居ますよねぇ・・・。
      でも、最近は警察もその辺のことがちゃんと分かってきたようで、「DJポリス」とか、ソフトな対応で群集を刺激せずに治安維持を図る・・・という努力をしているようです。

      今回の伊豆大島でも、沿道の群衆にDJポリスのような雰囲気で、警備の人がやさしくやさしくマナーを守るように教えさとしていたりいたので、「あぁ時代は変わったなあ」と感心する場面もありました。
      私をぴったりマークしていた警察官も、とてもフレンドリーな作り笑顔で雑談を話しかけていて、「刺激しないように」気を使ってくれていることはよく分かりました。

      そう考えれば、彼らもいっしょうけんめいお仕事してくれていたわけで、評価すべきこともたくさんありました。

      ただ、だからこそ残念な扱いがあったことも、おそらくこのサイトも読んでいるでしょうから、きちんと書いておこうと思ったわけです。
      仮設住民の多くも、家に閉じ込められて多少なりともショックを受けていたように私は受け取りました。
      でも、ここには、私以外にそういうことを言ったり書いたりする人間は他に居ないので、人バシラーになることも覚悟しつつ、思わず苦言を呈してしまいました・・・。

      くまっしぃ、今さら左に傾くほど若くはないけど、大きな心で受け流せるほどまだ大人ではないようで・・・お恥ずかしい限りです。

      警察も行政も、まだまだ変化の過渡期にあって、表面はいくらフレンドリーにしてみても、まだまだ中身は「古い体質」のままだなあ・・・と言うか・・・。
      そもそも学生運動って・・・くまっしぃが生まれる前の話だし・・・。

      警備の方々も、もしかしたら自分の仕事に熱心なあまり行き過ぎただけなのかも知れないけど・・・これから人の扱い方というものをさらに上手にできるよう研究していって頂きたいです。
      ひと晩たって、ちょっとキツく書き過ぎたかなあ・・・という気持ちも出てはきたけど、実際にあれはちょっと行き過ぎだったと思うし・・・。

      これを読んで担当の方が心証を害したら申し訳ないとは思うけど、こっちもそういう思いをしているということは分かってほしいです。

      ふはぁーー・・・・。

      がうがう!!!

      削除
  2. まぁやっぱり人に聞いたら、沿道に並んで拝見していた方が、ゆっくり通りながら手を降って頂けて、よっぽど良かったみたいで・・・仮設住宅に居る方がほんの一瞬のチャンスしかなくて、何だかあべこべの状況でした・・・。

    もちろんご対面かなった被災者は、とても感激していたので、来て頂いて本当に良かったしありがたかったです!!

    返信削除